『空想世界NAGAYAMA』 第二話 《ヘンリーフォードの執念を学べ》

カーネギー「ほぉぉ! ヒル君も立派になった。」

カーネギー「りゅう君とあった瞬間、何が目的で来たか、あてたか。」

カーネギー「それで、ヒル君はなんていったんだね。」

NAGAYAMA「はい。それでは、話していきます。」






ヒルと一緒にはいったcafeは Stella Time という小さな店でした。

お店にはいると何やらTVがあり、惑星の映像がながされていました。

席につくと、自分の嫁が現れ、セーロンティーを持ってきました。


ヒル「あぁ、私は人に話をするというのに名前をきいてなかったね。」

ヒルの自然なおちついた声に、目の前の人に向かうかたちになりました。


NAGAYAMA「はい、 りゅう とでも呼んでいただければ。」

ヒル「わかった、りゅう君だね。」

NAGAYAMA「成功の秘訣をしりたいんです。」

ヒル「いきなりだね。」

ヒル「まず、この世界を説明しよう。」

ヒル「この世界は君の潜在能力の中にある世界だ。」

ヒル「君がビジネスの世界を目指すなら、私たちの人格を形成しリンクして、いけばいい。

簡単にいえば、バーチャルな世界だ。」


ヒル「実はりゅう君に会うのも、これは運命だったんだ。」

ヒル「そのまえにりゅう君に役にたつ知識を与えないと、私の存在も

この世界ではなくなってしまう。」

ヒル「それでは、君が乗っている、車という乗り物、それを支配した男の話をしよう。」

あれは私がデトロイドに行ってるときの話だ、カーネギーから言われ、
自動車産業を支配するようになる男を勧められ、ようやく彼をみつけた時だ。
1908年 秋

汚い仕事着ででてきた人、それが、そのときの、ヘンリーフォードー

アメリカ合衆国出身の企業家、自動車会社フォード・モーターの創設者である。

手は油で彼と握手をしたらドロドロさ。


フォードは、ほとんどが「ノー」と答えた。

私は彼が成功するはずがないと思ったのを覚えているよ。

フォードと会ったときはあの世界初の大量生産車、T型フォードを
売り始めたばかりのことだったよ。
その5年後には世界中はフォードの車で埋まっていたんだ。
そして20年後、T型フォードはその使命をを終え、そのとき、フォードは
フォード帝国とまで呼ばれる世界最大の自動車会社にまで育てたんだ。




ヘンリー・フォード(1863~1947)


有名なV8エンジンを開発しようと決意したとき、

八個のシリンダーを組み込んでエンジンを製作しようと思い、

技師に設計を依頼したんだ。

しかし、設計図を描いた技師は理論的に不可能であると結論をだした。


フォードは諦めなかった。

完成させろと技師に命令をした。

技師は無理だと言う。

とにかくやるんだ、完成するまで、これだけしろと。

フォードは言う 私にはどうしてもこれが必要なんだと。

それから、まもなく V8エンジンは完成した。

執念は勝利を導いた!

そう、りゅう君、この話を忘れないでくれ。

諦めるんじゃない。 不可能を現実にする。
どうしても私にはコレが必要と思い続けるんだ。

あたりまえのようで、これが難しいことなんだよ。


フォードは発明王のトーマス・アルヴァ・エジソンとも友人だった。

お互いに気があったんだろうね。

それぞれ、二人は自動車で殿堂入りをしているよ。

りゅう君も、まだ若いんだ、諦めるより、できること意外何も考えなくていい。

さぁ、時間だ次からは、りゅう君の会議室に現れるように頑張るよ。


第三話へつづく

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