『空想世界NAGAYAMA』 第四話 《真実は信じる者に》

コツコツコツコツ♪

足音が聞こえる。

ギィィィィーーーー

扉を開ける声が聞こえる。




RYU「さぁ、ようやくメンバーがそろいました。」

RYU「人前で話すのは得意ではなく、この会議の皆なら私より話すのは得意の人が多いでしょう。」

RYU「しかし私が今は話さないといけないみたいです。」「なぜなら私が今は主になるので。」

RYU「覚えているだろうか、空想世界NAGAYAMAは初回が2年前以上に書かれたものだ。」

RYU「これは私が起業する前にスタートしたラベルの記事だ。」

RYU「この2年間を超す時間で、人としては一人だが、多数の人格の歴史を教えてもらいました。」

RYU「ようやくだが店をOPENするくらいまでは成長できました。これも全員に感謝です。」

RYU「ただこれからがスタートだと思っている。」

RYU「皆の人格や経験をエネルギーをかしてもらえると嬉しい。」

RYU「今日の会議は4人で行う。」

RYU「英雄召喚」


ユウ・スロットル
ギル・メタン
エナジー・ロイド


RYU「それでははじめてみよう!」

RYU「教えてくれ、何故お金が必要か?」
RYU「みんな生きた時代も価値観も違うと思う。」

ギル・メタン「余裕や!そりゃ困っている人、自分が大切にしたい人、ゼニを稼いだら」
ギル・メタン「守れる者も救える者も増えてくるから必要なんや」

エナジー・ロイド「私はやりたい果てしない強欲、探究心!研究の為にMONEYが必要だ。」
エナジー・ロイド「私には知りたい事が沢山ある。その新しい発見に人々は導かれるのだよ。」
エナジー・ロイド「その新しい発見で人々を幸せにできると信じている。」

ユウ・スロットル「私は私が稼ぐ事で社会がよくなり、私のお金を還元し次の誠実な者に」
ユウ・スロットル「渡す義務があると思う。お金は社会だよ。」

RYU「それぞれ皆、価値観は違えど自分の為だけではなく、人の為に必要って言っていますね。」
RYU「おそらく以前の私なら自分の物欲以外の事は考えきれなかったと思います。」

一同「RYU今の君はどんなだい?」

RYU「みんなと同じく、『人々を愛してくれ』で使われていくものだと最近は感じています。」
RYU「ただ、ないと不自由になる場合が多く、このお金から自由になりたいと思う人は多いと思いま    す。」


ギル・メタン「そんなん自分の事のように人を大切にしてたらゼニがなくても」
ギル・メタン「あんたが好きで寄ってくるやつギョーさんおるでー、そして助け助けられやー。」


エナジー・ロイド「私はお金は手段にすぎない。やりたいことの。だから必要になれば」
エナジー・ロイド「手に入れる。必要以上のMONEYは身を滅ぼすだけだ。」
エナジー・ロイド「それより興味をもたらせてくれるもの程、豊かに感じることはないのだよ。」

ユウ・スロットル「結局私たちがお金を稼ぐのは稼ぐ事で人々を沢山笑顔にできるから」


一同「まずは冷静に耐え、情熱的に研究し情による情けの心を忘れなければ」
一同「いずれは真実の成功の扉をあけるステージへ導かれる。」

成功者はみな人から非難され、人より変わっており、自らを律して自分以外の
より良い考えの人に伝承させて社会に還元しているのだよ。




気がつくと、周りには機械が沢山ある。
ベットの周りには機械が沢山ある。
人の気配は感じない。
まるで人形の気分だ。
どうやら父も母も私の事を忘れているようだ。

ずっと一人でこの電子音が聞こえる空間にいるのだろうか・・・。
点滴の一滴一滴が自らの残りの砂時計に感じて嫌気がさす。
今ははたして何時だろうか?

やっぱ・・・いいや。
知ったところでなんになる。

どうせ俺は、この世界で必要とされていない。
残り時間も少ない筈だ。

この悪循環の地獄から俺はぬけだせずに終わるのか。
なぜ俺だけ。
周りは飛ぶように跳ねて駆けて輝いているのに。
なぜ俺だけ翼がないんだ。

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